G&P XM177E1&E2 顛末記

最近サバゲをやっていて思うことは、海外製の電動ガンを使う人が増えたということ。

マルイなどの日本製にはない種類の豊富さ、金属を多用したリアルな外観と質感が魅力の1つだと思います。価格も日本製に比べると手頃なため普及したものと思われます。

しかし、海外製にはリスクがあるということを知って欲しいのです。

ご存知のとおり、銃刀法の改正により発射パワーが0.98ジュール以上のエアガンは準空気銃の適用を受けます、すなわち実銃と同じ扱いを受けることとなり所持していると罪に問われることになります。

日本に輸入するためには発射パワーが0.98ジュール以下でないといけないのです。

法律をクリアするために様々な方法が用いられているようで、メインスプリングのカットやシリンダの気密を逃す等の方法があるようですが、聞くところによるともっとムチャクチャな方法があるようです。

そのために最初は良く思えてもある日突然、壊れるということがあるようです。マルイの電動ガンなみにするためには、労力と時間、そしてお金をふんだんに注ぎ込まないとムリです!安物買いの銭失いになります。

それに比べるとマルイの電動は箱出しのままで十分使えますし、誤った使い方をしない限り壊れません。

またマガジンも専用のモノが多く、マルイの多弾マグが使えるガンは無いと思った方が賢明です。

外装の一部が壊れても海外のメーカーは予備パーツをストックしていない場合が多く、壊れてしまったらオシマイという場合があるようです。

それに引き替えマルイ等の国内メーカー製はアフターサービスが充実しているので、修理の他に部品を購入することが出来ます。

以上のことを考えると、初心者の方はマルイの電動ガンを購入された方が負担が軽く済みます。

前置きが長くなってしまいましたが、XM177E1&E2もG&Pという海外メーカー製です。

上 XM177E2

下 XM177E1

最初は疑うこともなく使っていたのですが、使っていくうちに首を傾げることが多くなっていたのは事実です。

マルイの電動ガンは何度も弄ったことがあるので勝手は分かっていたのですが、固体差が激しい海外製。今回はリスクを回避するためにショップにカスタムをお願いしました、ショップもたくさんあるのでまず最初に見積りをとったほうがいいでしょう。

ショップでカスタムする前の初速は70~80m/sでバラツキが激しかったのですが、カスタム後は90m/s前半を維持しています。

バッテリはハンドガード部に収まるようになっています。XM177E2は最初、ストックパイプの中に収まるようになっていましたが、交換が煩わしいのでハンドガードに収まるようにしてもらいました。リポバッテリのセパレートタイプ(7.2V)だと薄いので細身のハンドガードに簡単に収まります、マルイのミニタイプは厳しいかもしれません。

XM177E1&E2はヴェトナム戦争当時、特殊部隊向けに開発されたM16ライフルのカービンバージョンです。

XM177E1は1966年に配備され、当初は陸軍特殊部隊(グリーンベレー)に配備されたのですが、曳光弾(トレーサー弾)の発光不良があったためバレルを11.5インチ(約29cm)に増やしたXM177E2に置き換えられ、ヴェトナム撤退の1973年まで使われることになります。余剰となったE1は一般部隊に配備され、指揮官やLRRP(長距離偵察パトロール)チームで使われるケースが多かったようです。

XM177E2は主に陸軍特殊部隊(グリーンベレー)で使われることが多く、一般部隊には支給されませんでした。グリーンベレーのほかには海軍特殊部隊(シールズ)でも使用されていましたが、万遍なく配備はされなかった模様です。またこれにはM203グレネードランチャーを装着することができます。

マズルフラッシュ部

上 XM177E1

下 XM177E2

今でこそ30連マガジンは標準アイテムになっていますが、ヴェトナム戦争当時は20連マガジンが標準でした。30連マガジンはグリーンベレー等の特殊部隊に優先配備され、一般部隊に配備されたのはヴェトナム戦争後の1975年以降でした。

しかし、プローンの姿勢ではマガジンが閊えてしまうので姿勢が高くなってしまいます。20連マグのほうが姿勢をより低くすることが出来るので、サバゲ的には20連マグの方が実用的だと思います。

これらの2挺はブッシュでの取り回しが良いのは言うまでもなく、個人的にはE1が一番だと思っています。

ヴェトナム戦争開戦当初、米陸軍の制式ライフルはM14でありM16は軍事援助用兵器の位置付けでした。基地警備用として米空軍がM16を採用したのが最初でした。

ヴェトナムに送られたM16が思いのほか良かったため、米陸軍は長くて重いM14をあっさりやめて軽いM16を制式採用したのは有名な話。当然のことながら米海兵隊もM16を欲しがったのですが、陸軍優先で配備されたためやむ得ずM14を使わざる得ない状況が続きました。

仮に米軍がM16を制式にしていなければXM177E1&E2は誕生するはずもなく、M4A1など存在しなかったと思います。

アクセサリ(デコレーション)だらけのM4よりもシンプルなXM177E1&E2の方がアラフォーNAM戦狂にしっくり来るわけです。

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G&P XM177E1&E2 顛末記」への2件のフィードバック

  1. 杉浦 より:

    神さん。

    小生はXM177E1&E2がある事を、今まで知らなかったのが正直な
    話です。
    このブログはXM177E1&E2の違いについての参考になります。

    マルイの電動ガンXM177E2(ホップ無)は一番最初(20歳の頃に)購入
    しました。
    最近、XM177E2(ホップ調整なしの)を荻野さんと吉田さん(グルメーズ)にメンテしていただきました。
    リミテッドルールの定例の時にXM177をウエポンで投入しますので宜しく
    お願いします。マガジンが30連ですがお許しください。

    マイケルJフォックスとショーン・ペン出演の「カジュアルティーズ」観てXM177
    購入した杉浦でした。

  2. じん より:

    杉浦さんへ

    映画の話が出たところで1つ、「プラトーン」でバーンズとエリアスが持ってるカービン、M653というのですが、NAM戦では使用されていません。
    「フルメタルジャケット」では今は亡きMGCのモデルガンが堂々と使われています。

    NAM戦当時、特殊部隊に優先的に支給された30連マグ、ミッションが終わるたび全て返却しなければならなかったそうです。

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