9月になりましたが相変わらずクソ暑くてしゃーないですね、あと3ヶ月後には冬が来ると思うと半信半疑になってしまいます。
閑話休題
先日遅い夏期休暇を利用して実家の青森に帰省してきました、正月に帰省して以来ですのでかれこれ半年ぶりになります。
青森、八戸の知人友人たちと久々の再会をしてきましたが、どうしても会いたい・訪ねてみたいところがありました。当方と10年来の付き合いのあるガンジニアこと石岡君の工房を訪ねることでした。
先般参加したTPOの定例会、誰かとの会話を聞いていたら彼の名前が出てきたのでビックリ!彼の認知度の高さを改めて知ったのでした。
青森県は外ヶ浜町という陸奥湾を望む場所に彼の工房はあります、当方の実家から車で1時間半ぐらいで行ける場所にあります。
その日は天気も良く、海からの潮風も心地よくしばし風景に見入ってしまうほどですが、冬は「津軽海峡冬景色」の歌詞の歌詞に出てくるような寒々しい所でもあります。
そんなこんなで初めて彼の工房を訪れました、自宅の物置小屋を改造したもので外見からはとても想像がつかないほどです。
中に入ってビックリ玉手箱!小型の旋盤やボール盤等の工作機械が設置されており、彼の本気度はハンパではありません。高精度の工作機械を導入と広い場所が欲しいと彼は言っていましたが、もはや趣味の域を超えています。
電動ガンの修理のほかにOPS(UR-TACTICAL)という海外の装備メーカーの代理店を手広くやっています。
電動ガンの修理でどんなのが多いの?と聞いてみたところ、流速チューンを施したガンを通常の仕様に戻して欲しいとう依頼が増えているそうです。最近流行の(?)流速チューンはよく分かりませんが(詳細はググって下さいw)メカボ等に相当負荷をかけるらしく壊れてしまうおそれがあるそうです。
彼のようにエアガンに詳しく修理出来るスキルがあれば鬼に金棒かもしれませんが、あまり詳しくない人が手を出してしまうと余計な出費を強いられるチューンだと個人的には思いました。
また電動ガンのバッテリの主流になりつつあるリポバッテリで多発している発火事案を起こしている件について聞いてみました。
外観を重視するあまり、電動ガンの僅かなスペースに小さく容量の少ないバッテリを入れ、バリバリ撃つために高い電圧で充電してしまうと必然的に負荷がかかり発火に至るそうです。ニッケル水素やニッカドは過充電等すると発熱するため兆候が分かりやすいためマルイはニッケル水素のバッテリにしているのではないかと言っていました。
リポやリフェ(リチウムフェライト)のバッテリも、銃にあった容量のバッテリを使い指定された電流で充電すれば問題はないとの事ですが、仮に誤った使い方をしてメーカーに修理依頼をお願いしても説明書に書かれている以外の不具合については受け付けないとあるので、初心者の方や詳しくない方は手を出さない方がいいかもしれません。仮に不具合を起こしても自己責任の範疇に入るので、導入の際は詳しい人に聞いてみた方が無難でしょう。
また岩手県は花巻市にあるメーカー「K.T.W」で製品開発に参加し、彼が手がけたスペンサーカービン、そうNHKの大河ドラマ「八重の桜」で綾瀬はるかさんが使っていたアノ銃が製品化されるとのこと。気になる価格は10数万円という高級品、とてもサバゲで使う気にはなれません(汗
NAM戦狂としてはK.T.WのウィンチェスターM70(ヴェトナム戦争当時、伝説のスナイパーと謳われた米海兵隊のカルロス・ハスコックが使っていたことで有名)が欲しいのですが値段が値段だけに...仮に手に入れたとしても飾って眺めているでしょうねえ(汗
現在、FACEBOOKで「G.A.W.」というオンラインショップを営んでいますので、案件がある方は相談してみてはいかがでしょうか?電動ガンの調整等は明朗会計、良心的な価格ですので個人的にはオススメです。
何がともあれ起業した彼には頑張って欲しいものです。
追伸
実家の自分の部屋は半ば武器庫化したため、こりゃマズイと思い整理整頓をしていたらこんなものが出てきた(汗
マルシンのM-1カービン、しかもエアコキ式のカート!